ほんとにあった!呪いのビデオ55/2013年

演出:岩澤宏樹
演出補:菊池宣秀、川居尚美、阿草祐己、井ノ上謙介、中山美奈、押木大輔、
音楽・音響効果:ボン、飯田源太郎
構成・編集:岩澤宏樹、菊池宣秀
ナレーション:中村義洋
尺:108分
製作:日本スカイウェイ、パル企画
(C)2013 NSW/パル企画
発売・販売元:ブロードウェイ2013年12月6日 セル・レンタル開始

イントロダクション

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1999年にスタートした”呪いのビデオ製作委員会”も今年で、15年目を迎えた。シリーズ通算71作目となる最新作は、10年の沈黙を破って待望の劇場版が登場。
【銅像】
夜、とある公演で友人達と酒を飲み遊んでいた際、撮影された映像。敷地内には、リアルな人間を模した銅像がそこかしこに点在している。友人達の姿を撮影していたところ、男の子の銅像が成人女性の姿への変化し、こちらに向かってくる。
【ロールシャッハ】
投稿者の男性が所属している大学の映画研究会には、入部したら、必ず見させられる映像がある。廃墟で撮影されたという、自主映画の風景カットの後半に、一分ほどに渡り、極彩色の幾何学模様がうつしだされる、という代物。
【監視カメラ 窓の外】
スタッフルームが入っているビル。階段を上ったところに窓があるが、そこに白い光が見えたり、ラップ音が聞こえたりするという。取材班は問題の窓付近にカメラを設置し、しばらく様子を見てみることにした。
【悪戯電話】
投稿者・柿崎(仮名)から送られてきた映像。彼女は自宅に固定電話を引いている。その電話に少し前から、度々悪戯電話がかかってくるようになった。いつも、女の声でぶつぶつと呟いている。同棲中の恋人・松本(仮名)に話をしても、全然取り合ってくれない。ある時、柿崎はその音声をビデオカメラで録音してみることにした。すると、そこには音声のほかに、不可解な女の姿がうつりこんでいた。また、悪戯電話以降、松本がバイトを辞め、自宅に引きこもるようになった、というのだが。
【タイムラプス】
最近、投稿者の男性は一眼レフカメラを購入した。そして、微速度撮影という特殊な方法で変わりゆく夜空の様子を撮影していたのだという。すると、画面の奥に不可解な女が現れる。しばらくその状態で立ち止まっている女。と、次の瞬間、不意に消え・・・。
【誰がいなくなった?】
松本との対面からしばらく経った頃、取材班は彼がかつて勤めていたバイト先の友人から気になる話を聞くことができた。その男性桜井(仮名)によると、松本がバイトを辞める少し前、枚と仲間と肝試しへ行くことになった。その際、嫌がる松本を無理やり同行させたという。かつて、彼は大きな交通事故に遭遇し、生死の境をさまよった。それ以来、幽霊が見えるようになったらしい。彼がいることにより、肝試しがより一層盛り上がると考えたが、事態は思わぬ方向へと展開し・・・。
【飛ぶカメラ】
投稿者の女性が職場の同僚とたこ焼きパーティをしていた際、撮影したデジカメ映像。投稿者の女性がカメラを持ったまま立ち上がろうとした時、突如、カメラが手から飛んで、ハンガーラックの下に入り込んでしまう。そこには不気味な顔が覗いていた。
【悪人】
取材班は松本達が訪れたという牧場の廃墟を訪れる。地元住民によれば、かつて、その廃墟で一人の女性が投身自殺を図った、という噂があるらしい。また、その女は自分の死に際をビデオで撮影していた。そして、その映像を見たものは呪われてしまう、というのだが。そんな矢先、柿崎から思わぬ連絡が入った。取材班はかつてない恐るべき闇に飲み込まれてゆくのだが。