ほんとうにあった怖い話 第十ニ夜 呪い/2008年

監督:山田雅史
出演:川瀬南、中川杏奈、Erina、吉岡睦雄、井波知子
尺:60分
製作:日本スカイウェイ、パル企画
(C)2008 NSW/パル企画
発売・販売元:ブロードウェイ
2008年10月3日セル・レンタル開始

イントロダクション

☆一般投稿により寄せられた数々の恐怖実話の中から厳選した逸話を順次再現ドラマ化するシリーズ第十ニ弾!!

第一話「誰か見ている」
私には2つ年上の姉がいます。それは私が学生の頃、上京した姉を訪ねた時のことです。姉は明らかにどこかおかしい様子でした。部屋はよく見ると窓や排水溝、畳、換気扇・・・あらゆる隙間や穴にガムテープが貼られていました。姉は「誰かに見られている・・・」と言うのですが・・・。

第二話「叩く音」
3年前、私たち夫婦が結婚してまもなくの話です。その頃は、まだお金もなかったので私たちは安い部屋を借りました。引越しした夜のこと、夜中にもかかわらず隣の部屋から壁を叩くような音が聞こえてきました。翌日、私は隣の部屋を訪ねましたが、そこには人が住んでいなかったのです・・・。

第三話「古着」
そのコートは、私が以前京都の実家に帰った時に小さな古着屋で買ったものです。今から思うと・・・その服には呪いがかけられていたのかもしれません。京都から帰ってきた夜のことです。部屋のどこからか女性のすすり泣くような声が聞こえ、私は眠ることができませんでした・・・。

第四話「髪の毛の束」
僕が勤めているのは小さな清掃会社です。この話は入社して2年ほどたった頃に起きた出来事です。当時、僕と上司の柴田さんは1日5~6箇所の決められたルートを回って清掃をしていました。そのルートの中に、ある高架下のトンネルがあり、僕はそこに嫌な感じを抱いていました・・・。

第五話「壊れた人形」
私が夫と離婚して数ヶ月が過ぎた頃のことです。私は5歳になる娘のリナと小さなアパートで暮らしていたのですが、ある日のこと、リナが古びて壊れた人形を抱いているのに気づきました。リナの話によると、公園で遊んでいる時に見知らぬ女の子に貸してもらったらしいのですが・・・。