監督:井月鈴人
脚本:井月鈴人
音楽:山口マイム
出演:松浦唯、田中康寛、萩原うらら
尺:53分
製作:日本スカイウェイ、パル企画
発売・販売元:ブロードウェイ
2013年10月4日セル・レンタル開始
イントロダクション
ホラーオリジナルジャンルで、圧倒的支持を集めるブロードウェイが放つ、異色の新感覚派ホラー誕生!!
それは、誰かに喋っても信じてもらえない、奇妙な体験。
黙っていれば、溢れてしまう、どんよりと、いつまでも消えず、拭っても、目蓋をよぎる。
それは、誰にでも起こりうる、一人では抱えきれない、悶絶の花束。
第一話 沈んでゆく。 出演:松浦唯、北林夏華
かつて私の家は、美しい沼のほとりにありました。ある日、私が目を離したすきに娘が沼に落ちてしまいました。沼の泥だらけの娘を洗っていたその時です。左足の靴が娘のものではないことに気が付きました。「靴をどうしたの?」と娘に聞きました。すると娘は、「早苗ちゃんの靴」と答えたのです。それからのことです。娘がどうにも説明がつかない不思議なチカラを身につけたのは・・・。
第二話 メイドるねしあの残り火 出演:田中康寛、中山佳保
今日もまた、メイドカフェの女の子たちが、舗道でビラ配りをしている声が聞こえます。来る日も来る日もビラを受け取らず、無視し続けたメイドがいました。ある夜しつこく誘ってくるメイドにカンシャクを起こして、私は彼女を押し倒してしまいました。「一緒に行きませんか?」倒されたまま彼女はビラを差し出します。私はゾッとして、少しやりすぎたと思い、その日ついに、ビラだけを受け取ったのです・・・。
第三話 沙奈子と聡子と私 出演:萩原うらら、野々原もか、小栗その
これは、沙奈子と聡子と私、3人の物語です。沙奈子は、私の2つ下の妹で、ちょっと内気な性格。聡子は、私と同級生で私たち姉妹の幼馴染。聡子はちょっとイケズな性格で、よく妹をからかってイジメています。5月の連休に私たち3人で、高原にある叔父の別荘を訪ねるのが、子供の頃からの恒例となっていました。この家は、昔からちょっと不気味で、突然柱が軋んだり、ゴソゴソっと音がしたり、何かが潜んでいそうな雰囲気がありました・・・。