
イントロダクション
エピソード1 整家師
“家を整える”専門職・整家師の相馬凛子に密着したドキュメンタリー映像素材。普段は整体師として働く相馬は、整家師としての活動を PR する目的で撮影を依頼したというが…。ディレクターの松村とカメラマンの藤井が見守る中、過去に陰惨な事件があったという家の柱や床を“ほぐして”いく相馬。
だんだんと日が落ちていく中、密着カメラは思わぬ記録を残す…。
エピソード2 現地調査
不動産管理会社の奥寺は、買い手がつかず空き家となった一軒家に、約 3 日間連絡が途絶えた新人・三島の足取りを追って入る。襖の奥に佇む和人形、目張りされた和室、間取り図には、法令記号ではない怪しげな印。鼻を刺す生臭い“土”のにおいと、隅に置かれた壺…。
突然現れた三島に戸惑う奥寺だったが…。
エピソード3 新婚生活
挙式を目前に恋人・真梨を喪った大野は、親族に促され“最後の時間”を過ごす。泥で汚れた布と壺が置かれた部屋。座卓に古びた家の間取り図が一枚。端に印が押されている。夜が明けてから始まるのは、真梨と暮らす穏やかな日々のはずだった。
幸福の反復はやがて軋みを帯び、夢と現実の境目は徐々に重なり合っていく…。



