ほんとにあった!呪いのビデオ108/2024年

演出・構成・編集:藤本裕貴
ナレーション:中村義洋
尺:分
製作:日本スカイウェイ、コピーライツファクトリー
発売・販売元:ブロードウェイ
発売日:2024年8月7日
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イントロダクション

ほん呪生誕25周年!ますます進化する心霊ドキュメンタリーの金字塔!
心霊ホラードキュメンタリーで首位独占。カメラが映し出した真実をあなたは直視できるか。

『残響』
これは、投稿者とその彼女が心霊スポットのトンネルに向かった際に撮影した動画である。真夏の日中にもかかわらず、トンネル内は異様に冷え込んでおり、陰気で不気味な雰囲気が漂っていた。戦前、この近辺には炭鉱があったという。そこで投稿者たちは血も凍るような恐怖体験をしてしまった、というのだが……。

『継承』
これは、投稿者の従兄弟の男性が出生した年に撮影された映像であるという。去年病死した投稿者の父親の遺品に含まれていたビデオテープには、思わず息をのむ事象が記録されていた、というのだが……。投稿者によると、今現在、従兄弟の男性本人とは関係が断裂しており、連絡を取れない状態であるという……。

『不法侵入』
これは、とある廃墟の管理人から提供された監視カメラの映像である。ここは民家であるが、今は住居者がいないため廃墟化している。だが、若者たちが時折肝試しのために廃墟に侵入し騒ぎを起こしており、近隣からのクレームを度々受けていた。そこで投稿者は屋内に監視カメラを設置、何かあればすぐに通報できるようにしていた、というのだが……。

『終・呪いのビデオ-前編-』
この呪いのビデオは20年以上前に当製作委員会に投稿されていたものであることが判明。 現在分かっているのは、この映像が全体の一部分に過ぎないということ。 そして、映像の制作者が陰陽師の末裔を名乗っているということだ。いったい誰が、何の目的でビデオを作成したのか。そしてマスターテープはどこにあるのか。そんな中、菊池から、そのマスターテープの所在に関する重要な手掛かりが見つかったという連絡が入った。

『通りすがり』
これは肝試しに訪れた投稿者の男性が撮影した動画である。投稿者は、廃墟群が立ち並ぶ暗い道を一人、カメラを回しながら散策していた。暗闇の中、明かりも持たずに一人で歩いている白い服を着た女性と遭遇する。女性は目が見えていないのか、視覚障害者が利用する白杖を手にしていることが確認できる……。

『ハレの日』
これは、40年ほど前に撮影された映像で、投稿者のいとこの結婚式だという。しかし、この晴れやかな空間にそぐわないものが映り込んでいた、というのだが。投稿者によると、この時、新郎の男性は再婚であり、かつての妻とは死別しているという。
さらに、噂によると、男性のかつての妻は自宅の浴槽で溺死しており、事故として処理されているというのだが……。

『ミスコン』
投稿者から送られてきた一枚のCD-R。このディスクには、投稿者が通っている大学の学祭で行われたミスコンテストのプロモーション動画が記録されているという。しかし、この映像にはこの世ならざる奇怪な存在が映り込んでいる、というのだが……。映像に映ったものは一体何を意味しているのだろうか。彼女が無事であることを祈るばかりである。

『終・呪いのビデオ-後編-』
多くの人々を呪い、苦しめ、無差別に拡散され続けていた「呪いのビデオ」。そのビデオの正体は、最愛の妻を亡くした男性の恐怖と歪んだ愛情から生まれた産物であった。
仏教、神道、陰陽道。それらの要素を取り入れて作られたそれは、悪霊を呼び起こし、視聴者に憑かせてしまう降霊ビデオの役割を果たしてしまった、とでもいうのだろうか……。

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