出:岩澤宏樹
製作:張江肇、鈴木ワタル
プロデューサー:宮田生哉、沢田慶
演出補:川居尚美、押木大輔、井ノ上謙介、中山美奈
音楽・音響効果:飯田源太郎、ボン
編集:岩澤宏樹
構成:岩澤宏樹、押木大輔
ナレーション:中村義洋
尺:60分
製作:日本スカイウェイ、パル企画
(C)2013 NSW/パル企画
発売・販売元:ブロードウェイ2013年7月5日 セル・レンタル開始
イントロダクション
本当に怖い!カメラが映し出した真実をあなたは直視できるか!
各メディアで話題騒然!心霊ドキュメンタリーの金字塔!
「血だまりの女」
投稿者の女性が恋人と共に自宅屋上で撮影した映像。流星群をカメラで撮影することが目的だったが、その日はあいにくの曇空。カメラが何気なく下の方を映し出したとき、向かいのアパートの共有部分に背中を向けた女性と思われる姿が立っている。するとその背中にシミがみるみる広がっていき、さらにはその女性がこちらの方を振り向くのだが・・・。
「復讐」
知らないアドレスからメールが送られてきたとうい投稿者。数人の高校生がトイレで誰かをいじめている動画で、いじめているのが投稿者と友人ということがわかる。映像は至近距離から撮られているにも関わらず誰も撮られていることに気づいていない。また、ふいにカメラがトイレに設置されている鏡の方を向くが、そこに映るべき撮影者の姿がまったく映っていないのだが・・・。
「シリーズ監視カメラ地下駐車場」
とあるマンションの地下駐車場に設置された防犯かめらの映像。マンションの住人とみられる男性が画面奥の車に乗り込む。すると画面の右端に半透明の女性と思われる姿がゆっくりと現れる。その女性はジッと男性の方を見つめているようにも見える。また、車が発進し、カメラの方に近づいてきたとき、その助手席に再び同じ女性が出現するのだが・・・。
「失われた仔ども達 中編」
取材班の元に送られてきた2本の投稿映像。投稿者たちは皆映像を撮影する前、聞くと幽霊が現れるという怖い話を聞いていて。それはとある山村の因習にまつわる物であった。投稿者の元恋人が話の出所と考えた我々は、その行方を追うため、投稿者に話を聞くが、彼女のことは何も知らないという。投稿者の証言の一つ、介護関係に勤めているというその方面から彼女の行方を追う・・・。
「寝言」
大学生であるという投稿者が友人宅でお酒を飲んでいた際、何気なく撮影した映像。お酒を飲み始めてしばらく経った頃、友人が怪談話をし始めたのだという。そして、話を終えた時、投稿者がオバケなんて絶対いないと発言すると、それにこたえるかのように女性と思われる「いるよ」という声が響き渡る。その声に気付き動揺する投稿者と友人、その時、眠っている友人の奥背後に・・・。
「成人」
投稿者が幼い頃に撮影された七五三の映像。袴姿で自宅の押し入れ前で記念撮影を行っているとき、投稿者の背後から黒っぽい影のようなものが現れゆっくりと消えていく。投稿者の両親はすぐにこの不可解な現象に気付き、ビデオテープを神社へ持っていった。すると投稿者が二十歳を過ぎるまで、決してこの映像を見てはならない、また処分してもならないと言われたのだが・・・。
「遺された呪いのビデオ」
遺品整理業者でアルバイトをしていたという投稿者は、40代の男性が亡くなり、その遺品の中に「呪いのビデオ」と手書きされたビデオテープを発券。何気なく映像を見てみると奇妙なものが映されていたという。陸上競技の練習風景を撮影したと思われる映像。荒れた画面が切り替わったとき、その端に場違いな女の子と思われる姿があり、画面が乱れるたびにこちらに近づいてくるのだが・・・。
「失われた仔ども達 続・中編」
調査の末、取材班はよく似た名前の人物を探し出すことに成功する。彼女は職場を辞める直前、人知れず、子供を出産したのではないか、という疑惑が浮上する。我々は彼女の身辺を探ったが、彼女が子供を出産したという証拠は出てこなかった。まさか、彼女は子供を身ごもり、そして生まれてきた我が子を人知れず闇に葬ったとでもいうのだろうか・・・。