構成・演出:福田陽平
ナレーション:斉藤隆史
尺:83分
製作:日本スカイウェイ、パル企画
(C)2013 NSW/パル企画
発売・販売元:ブロードウェイ
2013年1月8日セル・レンタル開始
イントロダクション
心霊写真の裏に潜む呪われた真実に迫る!衝撃リポート!
集合写真に写り込む謎の少女…
やじるしを指す不可解な手…
振り返る首吊り死体…
『やじるし 前編』
部活の試合後。仲の良い5人と笑顔で写る集合写真。その中に不可解に写る手。その手の形は矢印を差すようにAさんに向けられていた。投稿者のBさんとCさんはその写真を我々に見せた。二人は怖くなりこの写真をどうすればいいのか分からなく、お祓い目的で我々のもとへ投稿してきたと言う。話を聞くと、写真を撮った時はこのような不可解な手は写っていなかったと言う。そして意味ありげに指の先に立つAさん。その後、彼女の行方はわらなくなっていると言う。また写真の端っこに写る顔に痣がある美しい顔をしたDさんは自殺して亡くなっているという…。
『自殺の瞬間』
風景写真を撮影するのが趣味のAさんがある日樹海で撮影した一枚。紅葉を背景にカメラを抱えた恋人が写っている。しかし、そこに凍り付くような恐怖が写り込んでいた。写真の左端。木々の隙間から首吊り死体のような人影が写り込んでいる。Aさん曰く、その時自殺死体などなかったと言う。後日、Aさんが再度同じ写真を現像した時、背中を向けて写っていたはずの人影は角度を変えていた。もしかすると、焼き回しするたびに変化は起こるというのだろうか…。
『〇〇さん』
数人の仲間達と居酒屋で写した集合写真。しかし、よく見る心霊写真とみられる不可解な者は写っていない。ところが投稿者は、その写真に写る一人の女性を差して言った。「この時、この人いなかったんですよ…。それどころか、この人誰も知らないんですよ…」その女性の顔は少し歪んでいるように見える。さらに詳しく調べていくと、我々の元には、その女性と見られる者が写り込んだ投稿が数件、過去にあった事が判明した…。
『やじるし 後編』
Aさんの所在を突き止めるも取材を断られてしまうが、数日後、返事をもらった我々は、Aさんと接触する。そこでAさんが語った事は…ある日、AさんのもとへEさんから結婚式の招待状が届いた時であった。Aさんが招待状の参加の欄に丸印をつけると、携帯にメールの着信。送信者はDさんだった。そこには「私どうしたらいい?」との文字。戸惑いながら、返信に悩んでいると。「くやしいくやしいくやしいくやしいくやしいくやしい…」と、長文で飾られたDさんのメールが…。