火垂るの墓メイキング-夏、僕たちの知らない戦争-/2008年

構成・演出:廣岡知人
出演:日向寺太郎、吉武怜朗、畠山彩奈、松坂慶子、松田聖子、「火垂るの墓」スタッフ・キャスト・関係者の皆さん
ナレーション:北原久仁香
尺:60分
発売・販売:ブロードウェイ
2008年8月8日発売

イントロダクション

☆2008年夏・兵庫。猛暑のなか、63年の年月を経て、清太と節子がそこにいた―――。

◆戦争文学の名作として、1968年の発表以来、ロングセラーとなっている野坂昭如の直木賞受賞作「火垂るの墓」が実写映画化されました。88年の高畑勲監督によるアニメ映画でも知られるこの名作を監督したのは、「父と暮せば」「紙屋悦子の青春」の故・黒木和雄監督を師と仰ぎ、05年に浅野忠信主演「誰がために」で監督デビューした日向寺太郎。当初、黒木監督による映画化が検討されていましたが、黒木監督の急逝後、黒木組のスタッフらとともに、日向寺監督がすべてを引き継ぎ、製作を進めました。
07年、残暑厳しい9月、原作の舞台である兵庫県でオールロケを敢行。その知られざる撮影の裏側を、クランクアップまで密着。そして、出演者・スタッフのインタビューを交えた貴重な映像を収録したメイキングドキュメンタリー!