集団自殺ネット/2003年

構成・演出:白石晃士
尺 :80分
製作:日本スカイウェイ/パル企画
販売元:ブロードウェイ
2003年7月25日発売

イントロダクション

そのアドレスは死にアクセスする・・・
自殺による死亡率が世界一である自殺大国ニッポン。
ここ数年、自殺による死亡者は年間3万人を超えているという。
今、インターネットで知り合った者たちが、集団自殺をとげるという「ネット自殺」事件が多発している。何故ネット自殺はこれ程までに後を絶たないのであろうか・・・?

自殺でなくなった女子高生Kさんの母親に話を聞きに行った取材班は、Kさんが亡くなる前に頻繁に自殺系サイトへの書き込みを繰り返していたことを知る。Kさんの死後、パソコンに残されていたメールを読んだ母親によると、どうやらKさんはネット上で何らかの映像を見て以降自殺を考えるようになったようである。友人たちの証言でも、Kさんはある時を境に行動や発言が死に向うようになっていったようだ。その映像とは一体どういうものなのか?我々は自殺系サイトの掲示板で自殺志願者たちに接触、その映像を見たことがあるという人に話を聞くことができた。それは戦慄と恐怖の始まりであった・・・。