【イントロダクション】
スーパーシナリオグランプリ大賞作品
「名作映画には、必ず心を揺さぶるシナリオがある」のキャッチフレーズで募集が始まった「第1回スーパーシナリオグランプリ」(主催/スーパーシナリオグランプリ実行委員会 後援/毎日新聞社) の、記念すべき「第1回スーパーシナリオグランプリ」大賞に選ばれた『雨の中の初恋 First Love in the Rain』。 過去の繁栄の面影もなくすっかりさびれた温泉街を舞台に、思い悩むさまざまな人々がそれぞれに力と知恵を出し合い、町興し、人興しを実現し、奇跡の復興に成功するというシナリオです。応募総数777点もの作品の中から選ばれたシナリオの待望の映画化!
古き良き時代の自然がそのまま残された心癒される温泉街を舞台に、家族、友人、そして町の人々との絆を描いた、活気と希望にあふれる感動作です。

【ストーリー】
島田朋子は東京のデザイン事務所で働いていたが、不景気の波によってリストラされてしまい、次の職が見つかるまで田舎へ戻ることにした。
朋子の実家は、かつて温泉街として栄えた鳥取県の三朝町で、老舗の旅館・大橋を経営している。朋子は5年ぶりに三朝町へ帰ったが、朋子に想いを寄せる幼馴染で大橋の板前・圭太が話すように、町に以前のような活気は無く廃れ、大橋も例外ではなかった。そんな折、大阪で結婚生活を送っていた朋子の姉・美穂子が、夫と離婚するといって突然戻ってきたが、その矢先に朋子の父・和夫が病で倒れてしまう。朋子の母・祥子は、自分が旦那として和夫の役目を果たし、美穂子に若女将としてやってほしいと考えるが、美穂子はそんな親の想いもあっさり断ち、夫のもとへ帰ってしまう。
なかなか復興が上手くいかない中、朋子や圭太、その友人たちは町興しのイベントを計画する。デザイナーの夢が諦めきれない朋子、三朝温泉の復興に奮起する友人たち、そして大橋旅館の行く末はいかに・・・。