【イントロダクション】
1995年劇場公開されたあの藤竜也主演作品「裏ゴト師」が還って来る。
20兆円といわれる超巨大産業に成長したパチンコ業界の裏側。
警察、行政、企業内闘争といった混沌が、藤竜也=狩野誠治の目を通して描かれる。
果たされた復讐。だが、その復讐がさらなる野心と謀略の火種となり新たな復讐を呼ぶ。親友の裏切りによって全てを失った男が巻き込まれた策略と悲劇のサスペンス第2弾。
圧倒的魅力と深みのある芝居で孤独な男を演ずるのは藤竜也。悲観のヒロイン椎名奈緒美役には岡田奈々。名バイプレイヤー岡本信人、藤木悠、岡まゆみ、久保田篤が脇を固める。
監督は「パンツの穴・本牧ベイでクソ食らえ」(91年)でデビュー後、「当選確実」(92年)などで注目を集め、「スキンレスナイト」(93年)主演という異色の才能を持ち合わせた実力派の若手、石川均が担当。
原案者であり解析人、下田一仁の指揮を受けさらにリアルなパチンコ裏社会が描かれる。

パチンコメーカー・セントラル電工の超一流プログラマーであった狩野誠治(藤竜也)は学生時代からの親友であり同僚の神崎徹の裏切りにより裏ロム師として犯罪者に仕立てられ、逃亡の身となると同時に最愛の妻と娘も失った。
濡れ衣は晴れたものの職も家族も失った狩野は二度とパチンコ業界には戻るまいと固く心に誓い、新たな土地で新たな人生を歩み始めていた。
そんな狩野の元にセントル電工の椎名奈緒美(岡田奈々)が突然訪ねてくる。新機種のプログラム開発に協力してほしいとの依頼。当然拒絶する狩野。
奈緒美は神崎の死を告げる。全てを奪い去った男、神崎徹の死に衝撃を受ける狩野。一方、別れた妻葉子(岡まゆみ)と実娘理沙の身辺にも陰謀の手が迫る。現在、葉子の夫山辺刑事(岡本信人)が何者かに刺され、理沙が誘拐される。全ては狩野を動かすための陰謀なのか!?20兆円産業に巣食う権力の怪しい渦が狩野を静かに巻き込んでいく。ひっそりと静かに生きる、そんな希望さえも奪われた狩野誠治は立ち上がるのだが…。