【イントロダクション】
野々山辰平(木村一八)は高山商事入社3年目のサラリーマン。所属する営業部開発課は社内でも落ちこぼれの集まりで、辰平もその“ダメ社員”の一人だった。同僚には、パソコンおたくの葛西(田口浩正)や、転属されたばかりの超ネクラ・須田直子(水野美紀)を含め、個性派揃いの面々…。
明るさとゴルフの腕前だけが取り柄の辰平は、結城本部長(本田博太郎)の肝入りで新ゴルフ場建設のプロジェクト・チームの一員になる。セントアンドリュースなみの理想のゴルフ場作りに意欲を燃やす辰平だったが、反「本部長ー社長」派の猪股常務と営業部一のエリート社員・芝原(高知東急)に露骨に妨害され、プロジェクトの中心人物で設計者のボビー・シンプソンを怒らせてしまう。
持ち前の行動力で何とか、「社会人トーナメントで優勝すれば契約」という条件をボビーから引き出した辰平は、その参加者を決める高山商事の社内選考会に臨んだ。そこにはかねてから辰平を馬鹿にするライバル・柴原の姿もあった。
実力的には柴原の方が上、得意分野で負けたらずっと頭が上がらない。また、優勝しなければプロジェクトは中止だ。建設反対派の姑息な手段にも負けず、辰平は葛西と直子、そして専務令嬢の白鳥(武田久美子)の協力を得て、グリーンに飛び出していくが…。果して落ちこぼれの返上なるか?
人気漫画『サクセス辰平』を熱血映画化!! 木村一八がガラリとイメージを変えたライト・コメディに初挑戦。ゴルフの腕前も相当なものであることを見事に示している。ヒロインには『踊る大捜査線』の水野美紀が扮し、ネクラな直子が洗練された美女に変貌していく過程を鮮やかに演じている。にっかつ出身の児玉高志監督の一般映画デビュー作である。